2024年8月22日に台風10号が発生し、27日頃の本州を直撃しそうで心配ですね。
ところで今回の台風10号の名前は「サンサン」です。
このかわいくて、むしろ晴れをイメージしてしまいそうな名前はどうやって決められているのでしょうか?
台風10号がなぜ「サンサン」なのか、名前の由来について調査しました。
台風10号「サンサン」が発生
マリアナ諸島付近にあった熱帯低気圧が、2024年8月22日午前3時に台風10号「サンサン」になりました。
8月27日に暴風域を伴ったまま、強い勢力で本州を直撃するおそれがあります。
台風には毎年の発生順に付けられる号数のほかに、アジア名と呼ばれる呼名があり、今回の8月22日に発生した名前は「サンサン」です。
台風とは思えない名前ですね(笑)
「サンサン」の名前にSNSの声
台風10号「サンサン」の今後の進路も気になりますが、
その可愛い名前に台風とギャップがありすぎて、おもしろいとSNSでも話題になっています。
2024年8月22日に発生した台風10号「サンサン」
台風というよりむしろ晴れにしてくれそうな名前です。
「サンサン」の名前の由来は少女の名前
では、「サンサン」の名前の由来は、何なのでしょうか。
一体どうやって名前を付けているのか調べました。
結論から申し上げると、「サンサン」は、少女の名前が由来です。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順に名前がつけられます。
台風10号の名前「サンサン(Shanshan/珊珊)」は香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。
台風の名前はどのようにつけられる?
では、一体台風の名前はどうやって決められているのでしょうか。
名前の決め方について調査しました。
リストから順に繰り返し使用
台風の名前は140個のリストから順番に繰り返し使用されています。
台風は平均1年に25~26個発生しますので、リストは約5~6年で1巡することになります。
前回の「サンサン」がいつだったのか調べてみると、2018年8月の台風13号が「サンサン」でした。
140個の台風の名前リスト
そうなると140個のリストが気になりますよね。
台風の名前140個のリストを紹介します。
140個の名前がリストにありますが、大きな災害をもたらした台風の呼名については、以後の台風に使用しないことになっており、呼名は引退するそうです。
たしかに不吉ですもんね。
2022年までに引退した呼名は56個あるそうで、引退した呼名は以後名前の変更をして適用となるそうです。
例えば、2017年(平成29年)の台風27号は、リストの5番「テンビン」でしたが、フィリピンに大きな被害をもたらしたため、「テンビン」が「コイヌ」に変更となっています。
いろいろと興味深いですね~。
次の台風11号は「ヤギ」
2024年8月22日に発生した台風10号「サンサン」。
今回の「サンサン」の名前が話題になっていますが、次の名前にも注目が集まっています。
「サンサン」の次は「ヤギ」です!(笑)
日本が提案した呼名は、星座名に由来する名前がリストに入っているそうです。
星座名からとられているのは、中立的な名称であることや、自然のことなので利害関係が生じにくいこと、大気現象である台風とイメージ上の関連が天空にあり、かつ人々に親しまれていることが理由だそうです。
なるほど・・・
ですが、『台風11号「ヤギ」は~。』といわれても、「サンサン」同様に危機感が薄れてしまいそうですね(笑)
過去の台風でも名前が面白くて話題に
台風の名前がおもしろくて、よく話題になります。
最後に過去SNSで投稿されているものを紹介していきます。
今回は台風の名前の由来について調査し、まとめました。
2024年8月22日に発生した台風10号「サンサン」。
大きな被害がでないことを祈ります。
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